キセキが詰まった球根植物
チューリップの花の大きさは、球根の大きさで決まります。種を蒔き、花芽を摘み、発芽した葉に光合成をさせた後、掘り起し乾燥させ、もう一度植え付けるという作業を5～6年繰り返すのだそうです。
そして、新品種として店頭に並ぶまでには20年ほどの歳月がかるのだとか。
突然変異や人工的に交配することで、見たことのない新しい品種が生まれます。何万とある花の中から選ばれるのは数品種。今ここにある新しいチューリップは、何万分の一の奇跡から生み出された「希望のカケラ」なのです。
チューリップの花言葉
チューリップには一重咲き、八重咲き、ユリ咲き、パーロット咲き、フリンジ咲きなど、花の形は変化に富み花色も様々です。光や温度によって開いたり閉じたりを繰り返すうちに、蕾の頃からは想像もできない姿に変化するのも魅力の一つです。
チューリップ全体での花言葉は「思いやり」。花色によっても違った花言葉を持っています。
赤のチューリップ 「愛の告白」「真実の愛」
ピンクのカラー 「愛の芽生え」「誠実な愛」
黄色のカラー 「名声」「正直」「望みのない恋」
オレンジのチューリップ 「照れ屋」
白のカラー 「新しい愛」「失われた愛」
紫のカラー 「不滅の愛」
普段は言えない気持ちをチューリップに託して贈ってみてはいかがですか？
チューリップ 基本情報
【属名】 ユリ科チューリップ属
【原産地】 小アジア、北アフリカ
【開花時期】3月～4月
【花言葉】 思いやり
